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今年読んだ漫画ベスト5 2011

高知へ、一週間ほど長期出張に出ていました。
「私、漢字が読めないから読んでください」と、お客さまに書類を突き返され、その場で全部ふりがなうつとか、楽しい対応もありつつ、仕事納めも無事に終わりました。
23日に愛媛へ帰宅と同時に、広島行きの船へ飛び乗りまして。
その夜の、スクービードゥー@広島cave-bのライブで騒いで踊って、筋肉痛。
その後カラオケで2時間、90年代のヒット曲を歌って踊り、のどを枯らす。
そしてスクービードゥー主催のSteppin' Loudというクラブイベントで、踊って騒いで踊って騒いで、たまに呑んで、力尽きて深夜2時にホテルへ。
翌日24日は、全身筋肉痛にさいなまれながら、朝から広島の親戚まわり。もちろん声は枯れているので、マスクしたまま、「風邪をひいてしまい、こんな声で申し訳ありません…」と、体弱いふりして、無事終了。その後、新幹線に乗り、新大阪まで祖母を迎えに行き、家にたどりついたのが、夕方5時。
すでに里帰りしていた甥っ子達に出迎えられ、甥っ子がめちゃくちゃハマっているらしい、ポケモンカードの相手を何度も何度もさせられ、気が付けば夜の9時。

そして翌日、熱が39度まで出ました。
もう若くない…もう若くないわ私……。

そんなわけで、今日は家でゆっくりしています。
というわけで、前置きが長くなりましたが、スクービードゥー最高!!! じゃなくて、今年読んだ漫画のベストを書こうかな、と思います。そうです。漫画アワードに参加しようかと。

というわけで、ぼちぼち書いていきます。


1.帰れないふたり/吉田秋生
海街Diaryは去年も書いていたんですが、悶絶するほどでも、涙が出てくるほどでも、何もないんですが、何度も何度も読み返して大事にしたくなる漫画です。2位と1位で迷ったんですが、読み返した率が半端なかったので、こっちを1位に。近所に本当にそんな人が住んでいるかのように、4姉妹やそれを取り巻く人たちを見守っていきたい、と思わされる話です。



2.秘密/清水玲子
「清水玲子最高傑作シリーズ」が、1巻から積み上げて行った伏線を使いだしてきました! もう盛り上がり最高潮のまま、どうなるのどうなるの?!と興奮しきりです。サスペンスや猟奇の部分もありますが、9巻は、重苦しくはいずりまわるような気持ちの描写に、凄味すら感じました。麗しい絵と、心拍早まるストーリー展開、そして魅力的なキャラクター。どれをとっても最高です。
というかこれ書いていて知りました。10巻出たのか。買わなきゃ。



3.BUTTER/ヤマシタトモコ
同作家の「ミラーボール・フラッシング・マジック」と迷って、こちらへ。
少女漫画、青年漫画、どのカテゴリかは分からないんですが、青春時代のうだうだした、あのむずがゆい気持ちや思いを、「(社交)ダンス部」という部活動の中で感じていく、そんな話です。高校生特有のうだうだがあった後、熱血でも暑苦しくもなく説教でもなく、ちょっとした一言で進んでいく、そんなのが、ただただ淡々と描かれているのがたまりませんでした。



4.3月のライオン/羽海野チカ
イジメ問題に話が入ってから、胸にくる描写がありましたが、それによって主人公がシャンとなってきたなぁ、と…。親のような気持ちで見守っています。誰かを守るっていいよね、本当に…。



5.げんしけん2代目/木尾士目
斑目さん(メガネ・細身・オタク)がもう、ここまで萌えキャラになるかなぁ!! というぐらいの萌えキャラ。1巻あたりで、飯を食べなくても萌えグッズを買うという、気合入ったオタクだった人が、ワイシャツエプロン姿で後輩にごはんつくって、ビール飲むとか……っ!!!
多分、二次元で一番悶絶した漫画です。新刊の破壊力もすごかったわぁ…。




母さん…私、相変わらずだよ…。
この後、文芸書ランキングも勝手にやります。

サイトウ チエtic  at 14:38
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